後押ししてくれるもの

2011/09/04


昨日はapplim+決勝レセプションに行って来ました。
このイベントは学生団体applimが企画・運営をしていて今回で3回目。
なぜ、学生団体のイベントに社会人である自分が?とお思いかもしれないが、決勝プレゼンの観覧者として社会人枠があったのと、決勝で友人がプレゼンをするというので。

このイベントはある企業からこういうテーマでプレゼンを作ってほしいということが提示されており、それに沿って各チームが企画を練るというもの。


今回のメインテーマとして掲げられていたのは

ソーシャル×マーケティング

この大きな括りの中で企業の宣伝をするアプリを企画し、実装案を考えるというものでした。


で、決勝で企業の解決策をそれぞれ3チーム×2企業がプレゼンしていく、というもの。


プレゼンの内容からいろいろと書いていくことも可能ですが、これも彼らのアイデアなので公にすることは望ましくありません。会場でもプレゼンの内容をソーシャルに発信しないように!としきりにアナウンスされてました。

内容以外の話をするとなると目についたことから。


プレゼンが皆うまく構成されていてすごいな、と感じた。
資料作りから展開など、さすがと思わせられることもしばしば。ただ、プレゼンのスライドは良くても喋りが稚拙だったりすることが。早口だったり、口調がラフすぎたり。けど総合的に判断するとどれもすばらしくて良かった。


正直な話、私なんかこういうプレゼンをする機会というのを学生中に経験してこなかったのでうらやましい!と純粋に思ってしまった。それに企画を作っていくことも併せてみんな機会に恵まれていてすごいなあ、と。まあ、自分がそういう場にコミットしてこなかったというのもあるのですが。


よく現場を知らないアイデアは机上の空論になりすぎて、実際に動かしてみようとしたらさっぱりということも多いらしい。
しかし、そういった事を鑑みても出来はよかったのではないでしょうか。


で、いろいろと書いてはいますが最終的に最優秀に選ばれた作品は「プレゼンが上手い」とは思えるものではありませんでした。たどたどしかったり、話し方がプレゼン向きではなかったし、けども選ばれたのです。
自分が指摘するような枝葉末節の部分よりもアイデアというところが評価され、作成者の熱意が伝わったのだと思います。


何かつくることに完璧を求めがちですが、完璧じゃなくともそれを補うことが可能であるというのを感じることが出来た時間でした。