図書館は第3の居場所になった
図書館ボランティアをはじめて1年半。
自分の周りもそのことは浸透しつつあります。ただ、実際にどういうことをやっているかどうかは不明みたい。
さて、その図書館という場所は一つの居場所になっています。
代表の岡さんが良く言うサードプレイス、第3の場所。
そういう場所になりつつあります。家でもない、職場でもない、もう一つの場所。
上記、本によると第3の場所を持っている人は精神的に健康であるなんてことも書かれています。
その自分にとって居場所になっている図書館の一つが閉鎖の危機に追い込まれています。というのも数年に及ぶ累積赤字を目の前にして立ち行かなくなってしまっている状態と言います。
経営的にもここをなくした方が健全な経営になる訳ですが、その一つの選択とは代えがたいものをこの図書館は生み出して来ました。
自分が地域に出ようと思うようになったのも図書館での活動がきっかけですし、そこで出会った方々によって地域に出て行く活動に対して励みをもらいました。
街にはこれだけおもしろい人がいる。
街の事を考えている人がこんなにいる。
そう思わせてくれた場所でしたし、これからもあり続けると思います。
また、ただここにあり続けるということだけでも意味があります。
ここの窓口は自分のようなボランティアが基本です。ボランティアであるが故にしばりがないため、自身の都合に合わせて自由にできます。そのため自分のことが忙しくなってしまうとなかなか足が向かないこともあります。
けれど、ふとした時にまた行ってみようかな、と思った時に図書館という場所は存在し続け、自分を受け入れてくれます。
そういう場所を作り続けたいと、自分も思いますし運営しているスタッフも一緒だと思います。
このような場所がなくなってしまうのは多いな損失!と声高には言えますがやはりお金の話はつきものです。
根本的な解決策にはならないかもしれないですが、来年度以降継続させるため現在クラウドファンディングを実施しています。
短期間であり、かつ目標が高額であるため達成が難しいかも知れませんが、小さな支援の上に成り立っているというのがなんだか図書館のあり方なような気もしています。
ぜひ図書館の継続のためにご支援ください。