マイナビ2013の広告を「気持ち悪い」と言ってよいのは一部の人に限られる

マイナビ2013の広告が「気持ち悪い」と持ち切りです。
何が気持ち悪いのかと言うと一面に広がる同じ(ような)顔写真。個性が何一つ感じられない広告に対して多くの人は不快感を持っているようです(下の写真参照)。


「気持ち悪い」「なんかの宗教みたい。背筋がゾゾゾってする」「こんな日本に誰がした?」といった批判があがっている。ある30代の男性社会人は「他人と違う行動を取れない就活生をバカにした趣味の悪いパロディだ」と憤っている。
--こんな日本に誰がした? シューカツ生は「クローン人間」か


しかし、このような彼らを我々は「気持ち悪い」と笑う立場にはありません。
私たちだって個性なんて全く感じないほどに同じようなスーツを見にまとい仕事に励んでいます、特に男性は。朝の通勤時なんてみんな同じ人に見えます。同じような格好をし、同じような生活をする、気持ち悪いです。そんな私たちに就活生をあざ笑う権利はありません。

ある30代の男性社会人は「他人と違う行動を取れない就活生をバカにした趣味の悪いパロディだ」と憤っている。

再び引用しましたが、これは私たちに対する言葉では無いでしょうか。
私たちはこの広告を目にした時に他人と同じである自分に憤るしかないのです。
まずは憤りましょう。この広告が自分たちへの揶揄であることにまず気付かないことには始まりません。


就活生が前に進むことも大事ですが私たちも立ち止まってはいられません。



就活サイトなのになんだか自分が励まされちった。