震災支援にも2種類ある

前回の記事を書いたらFacebookでコメントをいくつかいただきました。
その中に書かれていた単語に私は興味が沸きました。


それは、「災害支援」と「復興支援」という言葉。


私はなんとなく「支援」と使っていましたがどうやらこの「支援」にも2つの種類があるみたいです。
一つは「災害支援」であり、もう一つは「復興支援」

それぞれ読んで字のごとく、前者は「災害による被害」への支援、後者は災害後の「復興へと向けた」支援になると思います。実際、厳密には分けられない部分があると思いますが被災地の復興には両者が深く関わってきます。

常に両方の「支援」は行われていますが、その割合の変化によってどれくらい被災地が復興しているのかが見て取れるのではないでしょうか。支援の流れとして「災害支援」→「復興支援」というのが一般的な流れだと思うので復興して行けば行くほど、「復興支援」の割合が増えていきます。


そして、これが地域が復興に向けて動き出したかの基準になるのではないのでしょうか。完全にその地域が「災害支援」から「復興支援」へと切り替わっているのではそれは軌道に乗っていることを表し、逆に「災害支援」の割合が多い地域は復興が遅れているということになります。


なかなか「支援」というと客観的に見ることが難しいこととは思いますがこの支援の移り変わりが地域復興の進行基準になるのではないでしょうか。