優柔不断ですみませんねえ
以前、トーキョーよるヒルズにお邪魔した際に、その部のとりまとめをしていた@Shimpe1がどうやら博報堂を辞めたらしい。
このブログについて、各方面で賛同や批判があるようだ。
彼に対する意見を逐一チェックなんてできないので全体的にどういう意見が多いのか、なんてわからないことを前提に書くと、いわゆる若者は賛同する意見「自分のやりたいことを突き詰めることへの共感」、中堅社員と言われる人々は「会社のコストも考えずに辞めるダメなやつ」といった意見が多い。
正直、どちらもわかります。
「しびれる、あこがれるー」という賛同の意見。
はたまた、「コストかけてるんだから会社に還元しろよ」という意見。
双方の意見があることはわかりますし、お互い見ているものが違うこともわかります。
けれど、やっぱり後者の意見ってのは少し都合が良すぎる気がする。
「都合が良すぎる」なんてまさに辞めていく若者に投げたい言葉でありますが、「コストをかけてるから会社に還元しろ」とか「採用してもらった会社に感謝しろ」とか言葉を発する人たちの独りよがりな気がします。
結局、彼らは後者の意見を発する人は自分の考えるように物事が進んで欲しいんですよね。
上の立場には早く退いてもらいたいし、下にはきちんと仕事をこなしてほしい。
「迷惑かけんじゃねえよ!」と言いたいのかもしれません。
そんな彼らが一番身勝手です。出る杭は打つ、上には媚びへつらう。
しかし、彼らのおかげで日本経済が回ってきたのも事実ではあります。
んまあ、強引にまとめますと双方の意見があってよいよ、って。
スタンダートな多様性の話です。みんな違ってみんなよい。おわり。
それで、彼らの意見から何を学んだかというと、属するところには属し、それでもってエリアを広げて行く生き方があまり迷惑をかけずに生きられるのではないかと思いました。それなりの制約はあると思いますが。けれど、これが現段階での自分の中ので最良の選択。優柔不断最高。